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『現代訳聖書 改訂新版』のための献金のお願い

「読むだけで分かる聖書」として多くの人に親しまれてきた『現代訳聖書』も既に十版を重ね、改訂をしてきましたが、言葉は二、三十年で変わるという常識から、今回は「改訂新版」を出すことにいたしました。

普及用聖書の価格を一定の金額に維持するためにはさまざまな努力が必要ですが、十版の刊行以降、印刷の前工程のシステムが大きく変わり、十版で使用した組版が使用できない状況となっております。

これに伴い、ふりがなを付ける作業を含めた一連の組版作成作業を一から行なう必要があり、印刷費も含めて千八百万円程度の資金を必要としております。今回はそのうちの不足分一千三百万円を献金によってまかないたいと思い、ここに献金のお願いをする次第です。

『現代訳聖書』と同じ翻訳原則（「原文の意味」に忠実に訳すという翻訳原則）で訳された聖書は、英語圏では十数種類出ており、多くの人に読まれておりますが、日本語訳では『現代訳聖書』だけです。

これが多くの人に読まれるために、ご協力いただければ感謝です。ノンクリスチャンが救われることを願い、キリスト教界でしか使われない言葉をやめ、子どもたちにも読まれるよう、ふりがなを付けております。この聖書が日本を変えることを願い、ご協力をお願い申し上げます。

2018年1月

現代訳聖書翻訳者　尾山　令仁 

現代訳聖書刊行会代表　小坂　圭吾